アドリアーナ・カルカニョット『ロウクーラ・アオ・ヴィーヴォ(DVD)』|ADRIANA CALCANHOTTO『LOUCURA AO VIVO (DVD)』(SN-888750873)_TNLBR_
アドリアーナ・カルカニョット『ロウクーラ・アオ・ヴィーヴォ(DVD)』|ADRIANA CALCANHOTTO『LOUCURA AO VIVO (DVD)』(SN-888750873)_TNLBR_
アドリアーナ・カルカニョット『ロウクーラ・アオ・ヴィーヴォ(DVD)』|ADRIANA CALCANHOTTO『LOUCURA AO VIVO (DVD)』(SN-888750873)_TNLBR_
¥3,300
2014 年 SONY
見る者の呼吸をおかしくさせる芸術に脱帽してしまう
1. Homenagem 2. Ela Me Disse Assim (V_ Embora) 3. Loucura 4. Castigo 5. Vingan_a 6. Cadeira Vazia 7. Quem H_ De Dizer 8. Nervos de A_o 9. Esses Mo_os 10. Volta 11. Nunca 12. Judiaria 13. Felicidade 14. Se Acaso Voc_ Chegasse 15. Cevando o Amargo 16. Hino do Gr_mio Foot-Ball Porto Alegrense 17. Cen_rio de Mangueira (b_nus) 18. Al Luz do Refletor (制作秘話)
デビュー作『エンギッソ』でのカヴァー曲「ヌンカ」に始まり、2011年の『サンバの微生物』における回想文やコンセプトの引用等、アドリアーナが同郷の偉大な作曲家ルピシニオ・ホドリゲスに、多大な影響を受けてきたことは明白だ。ルピシニオの生誕100周年に機を合わせた地元ポルトアレグリでの全曲カヴァーは、『ミクロビオ・ヴィーヴォ』『オーリョス・ヂ・オンダ』に続く3作連続のライヴ盤となった。マンゲイラの声、故ジャメラゥンで著名な②、パウリーニョの有名作の一つ⑧といったサンバ・カンサゥンがルピシニオ作だと知って驚かれる向きも少なくないはず。またこちらも同郷のネストロフスキーとのデュオ⑦〜⑨あたりは中盤の白眉。そして⑥を代表としてアドリアーナとローディーのジョルジートによって細部まで狂気を感じさせるほど作り込まれた舞台演出も健在。見る者の呼吸をおかしくさせる芸術に脱帽の1枚だ。(月刊ラティーナ2015年10月号掲載 船津亮平)
2014年12月に行われた、ポルト・アレーグレ出身の作曲家ルピシーニオ・ホドリゲス(1914-1974)の生誕100周年を記念し、アドリアーナが彼の曲を歌うライヴ盤。たった1度きりの特別なライヴを収録。アドリアーナが〝輝かしいパートナー〟と呼ぶDadi Carvalho(ギター)、ルピシーニオに精通したC_zar Mendes(ギター)、Jess_ Sadoc(トランペット・フリューゲルホルン)、『サンバの微生物』でもともに仕事をしたAlberto Continentino(ウッドベース)、そしてスペシャル参加したArthur de Faria(アコーデオン)、Arthur Nestrovski(ギター)、Cid Campos(ギター)の編成。スケジュールを合わせる困難さはもちろんだが「もう一度のこのミュージシャンたちが集まって同じライヴのはできない」とアドリアーナ本人も語る、貴重な内容だ。(L)
見る者の呼吸をおかしくさせる芸術に脱帽してしまう
1. Homenagem 2. Ela Me Disse Assim (V_ Embora) 3. Loucura 4. Castigo 5. Vingan_a 6. Cadeira Vazia 7. Quem H_ De Dizer 8. Nervos de A_o 9. Esses Mo_os 10. Volta 11. Nunca 12. Judiaria 13. Felicidade 14. Se Acaso Voc_ Chegasse 15. Cevando o Amargo 16. Hino do Gr_mio Foot-Ball Porto Alegrense 17. Cen_rio de Mangueira (b_nus) 18. Al Luz do Refletor (制作秘話)
デビュー作『エンギッソ』でのカヴァー曲「ヌンカ」に始まり、2011年の『サンバの微生物』における回想文やコンセプトの引用等、アドリアーナが同郷の偉大な作曲家ルピシニオ・ホドリゲスに、多大な影響を受けてきたことは明白だ。ルピシニオの生誕100周年に機を合わせた地元ポルトアレグリでの全曲カヴァーは、『ミクロビオ・ヴィーヴォ』『オーリョス・ヂ・オンダ』に続く3作連続のライヴ盤となった。マンゲイラの声、故ジャメラゥンで著名な②、パウリーニョの有名作の一つ⑧といったサンバ・カンサゥンがルピシニオ作だと知って驚かれる向きも少なくないはず。またこちらも同郷のネストロフスキーとのデュオ⑦〜⑨あたりは中盤の白眉。そして⑥を代表としてアドリアーナとローディーのジョルジートによって細部まで狂気を感じさせるほど作り込まれた舞台演出も健在。見る者の呼吸をおかしくさせる芸術に脱帽の1枚だ。(月刊ラティーナ2015年10月号掲載 船津亮平)
2014年12月に行われた、ポルト・アレーグレ出身の作曲家ルピシーニオ・ホドリゲス(1914-1974)の生誕100周年を記念し、アドリアーナが彼の曲を歌うライヴ盤。たった1度きりの特別なライヴを収録。アドリアーナが〝輝かしいパートナー〟と呼ぶDadi Carvalho(ギター)、ルピシーニオに精通したC_zar Mendes(ギター)、Jess_ Sadoc(トランペット・フリューゲルホルン)、『サンバの微生物』でもともに仕事をしたAlberto Continentino(ウッドベース)、そしてスペシャル参加したArthur de Faria(アコーデオン)、Arthur Nestrovski(ギター)、Cid Campos(ギター)の編成。スケジュールを合わせる困難さはもちろんだが「もう一度のこのミュージシャンたちが集まって同じライヴのはできない」とアドリアーナ本人も語る、貴重な内容だ。(L)