アルミール・サテール&ヘナート・テイシェイラ『AR』|ALMIR SATER & RENATO TEIXEIRA 『AR』(UN-4769496)_LNTBR_
アルミール・サテール&ヘナート・テイシェイラ『AR』|ALMIR SATER & RENATO TEIXEIRA 『AR』(UN-4769496)_LNTBR_
アルミール・サテール&ヘナート・テイシェイラ『AR』|ALMIR SATER & RENATO TEIXEIRA 『AR』(UN-4769496)_LNTBR_
¥2,200
UNIVERSAL
セルタネージョ界に刻んできた2人の、大地を吹き抜ける爽やかな風のような心地良さと壮大なスケール感
曲目
1. D De Destino 2. Espelho D'Água 3. A Primeira Vez 4. A Flor Que A Gente Assopra 5. Juro 6. Bicho Feio 7. O Amor Tem Muitas Maneiras 8. Peixe Frito 9. Amor Leva Eu 10. Noite Dos Sinos
エリスが歌った不朽の名作'Romaria’の生みの親ヘナート・テイシェイラと、ヴィオラ・カイピーラの名手であり、艶っぽい声で溢れだすような郷愁を歌い上げるアウミール・サテール。それぞれ際立つ「個」としてセルタネージョ界に名を刻んできた二人による初のアルバムだ。構想6年、全10曲中9曲が2人による書き下ろしだ。プロデュースには2人と親交も深く、シャナイア・トゥウェインのほか、パウラ・フェルナンデスの制作にも参加するなど、セルタネージョを熟知する米国人エリック・シルバーを指名。録音はアウミールの自宅の他、カントリーの本場ナッシュビルでも行われた。ハモンド・オルガンやゴスペル・クワイアーのアレンジを取り入れつつ、立ち位置はありのままの二人のセルタネージョ、タイトルには二人の頭文字をとったシンプルなものに落ち着いた。アメリカとブラジル、二つのカントリー、二人の巨塔、個性を無理なく溶け込ませた曲は足し算というよりもむしろ引き算のミニマルな印象だが、大地を吹き抜ける爽やかな風のような心地良さと壮大なスケール感を感じさせてくれる。ブラジル音楽ファンならば、この二人にはぜひ触れてほしい。
[月刊ラティーナ2016年6月号掲載 谷口 洋]
セルタネージョ界に刻んできた2人の、大地を吹き抜ける爽やかな風のような心地良さと壮大なスケール感
曲目
1. D De Destino 2. Espelho D'Água 3. A Primeira Vez 4. A Flor Que A Gente Assopra 5. Juro 6. Bicho Feio 7. O Amor Tem Muitas Maneiras 8. Peixe Frito 9. Amor Leva Eu 10. Noite Dos Sinos
エリスが歌った不朽の名作'Romaria’の生みの親ヘナート・テイシェイラと、ヴィオラ・カイピーラの名手であり、艶っぽい声で溢れだすような郷愁を歌い上げるアウミール・サテール。それぞれ際立つ「個」としてセルタネージョ界に名を刻んできた二人による初のアルバムだ。構想6年、全10曲中9曲が2人による書き下ろしだ。プロデュースには2人と親交も深く、シャナイア・トゥウェインのほか、パウラ・フェルナンデスの制作にも参加するなど、セルタネージョを熟知する米国人エリック・シルバーを指名。録音はアウミールの自宅の他、カントリーの本場ナッシュビルでも行われた。ハモンド・オルガンやゴスペル・クワイアーのアレンジを取り入れつつ、立ち位置はありのままの二人のセルタネージョ、タイトルには二人の頭文字をとったシンプルなものに落ち着いた。アメリカとブラジル、二つのカントリー、二人の巨塔、個性を無理なく溶け込ませた曲は足し算というよりもむしろ引き算のミニマルな印象だが、大地を吹き抜ける爽やかな風のような心地良さと壮大なスケール感を感じさせてくれる。ブラジル音楽ファンならば、この二人にはぜひ触れてほしい。
[月刊ラティーナ2016年6月号掲載 谷口 洋]