◆レーベル：Biscoito Fino
◇錚々たる顔ぶれと名曲ばかりをうたったデュエットを集めた豪華で美しい一枚。
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1. Requebre Que Eu Dou Um Doce // Um Vestido De Boler (Dorival Caymmi) 
2. Tristeza E Solidão (Baden Powell / Vinicius De Moraes) 
3. Poeta E A Maestrina (Chiquinha Gonzaga / Joyce Moreno)
4. Voz (Sergio Santos / Paulo César Pinheiro) 
5. Último Retrato (Francis Hime / Ruy Guerra) 
6. Cara Bonita (Francis Hime / Olivia Hime) 
7. Pra Você Que Chora (Edu Lobo / Gianfrancesco Guarnieri) 
8. Bárbara (Chico Buarque / Ruy Guerra) 
9. Corpo Marinheiro (Francis Hime / Ruy Guerra) 
10. Fortaleza (Chico Buarque / Ruy Guerra) 
11. Morena Do Mar (Dorival Caymmi)

◇歌手活動をはじめた初期の80年代にミウーシャやテルマ・コスタらとともに、アントニオ・カルロス・ジョビン、ヴィニシウス・ヂ・モラエスのライヴのコーラスとして活躍したオリヴィア。硬派な女性歌手として評価される一方、現在は、名作を次々と出すブラジル音楽重要レーベルのビスコイト・フィノの創立者、運営者のひとりとして活躍する。キャリア35周年をむかえたのを記念に、1982年から2007年の期間に録音した自身の作品から、オリヴィアと仲間たちとのデュエット作品を集めたコンピレーション。過去の作品を集めただけではあるが、MPBの名曲ばかりをエドゥ・ロボ、シコ・ブアルキ、レニー二、ミルトン・ナシメント、ジャヴァンなど錚々たる顔ぶれと歌うとても豪華で美しい内容だ。昨年末来日したのが記憶に新しいスルル・ナ・ホーダメンバーのニルゼ・カルヴァーリョとのデュエット⑨も素敵。
月刊ラティーナ2015年8月号掲載（Lissa）

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