エミシーダ『ソブリ・クリアンサス、クアドリス、ペザデロス・イ・リサォンス・ヂ・カーザ』|EMICIDA『SOBRE CRIANCAS, QUADRIS, PESADELOS E LICOES DE CASA』(SO-8875142322)_NLTBR_
エミシーダ『ソブリ・クリアンサス、クアドリス、ペザデロス・イ・リサォンス・ヂ・カーザ』|EMICIDA『SOBRE CRIANCAS, QUADRIS, PESADELOS E LICOES DE CASA』(SO-8875142322)_NLTBR_
エミシーダ『ソブリ・クリアンサス、クアドリス、ペザデロス・イ・リサォンス・ヂ・カーザ』|EMICIDA『SOBRE CRIANCAS, QUADRIS, PESADELOS E LICOES DE CASA』(SO-8875142322)_NLTBR_
¥2,310
EMICIDA / SOBRE CRIANÇAS, QUADRIS, PESADELOS E LIÇÕES DE CASA
◆録音年:2015年◆レーベル:SONY
【「深く理解するためにリスナーの教養が必要」なヒップホップの注目作】
収録曲
1. Mãe (Part. Dona Jacira e Anna Tréa) 2. 8 3. Casa 4. Amoras 5. Mufete 6. Baiana(Part. Caetano Veloso) 7. Passarinhos (Part. Vanessa da Mata) 8. Sodade 9. Chapa 10. Boa Esperança (Part. J. Ghetto) 11. Trabalhadores do Brasil (Part. Marcelino Freire) 12. Mandume (Part. Drik Barbosa, Amiri, Rico Dalasam, Muzzike e Raphao Alaafin) 13. Madagascar 14. Salve Black (Estilo Livre)
リリースに先駆けて、動画投稿サイトで公開された 10. が、人種差別や格差社会について真正面から一石を投じる内容で、米国でやはり注目されるラッパー、ケンドリック・ラマーの「The Blacker The Berry」ブラジル版などと評されることも。 10. は、アフロブラジルのリズムを熱心に研究しMarceloD2のヒット曲「Desabafo」やKarol Conkáのヒットを後押しし、ヒップホップシーンで注目されているトラックメーカーNAVE作であることも要チェック。いろいろな意味でCDが届く前から話題を呼んでいた注目作は、3月に自らのアイデンティティと音楽のルーツを求めて旅をしたエミシーダが、カボ・ヴェルデとアンゴラでインスピレーションを得て「黒人性」を前面に出した非常に深く鋭い言葉を投げかけている。本人曰く「今度のアルバムは、表面的なものではない。深く理解するためにはリスナーの教養が必要」なのだそう。カエターノ 6. 、ヴァネッサ・ダ・マタ 7. などが特別参加している。[月刊ラティーナ2015年10月号掲載 Lissa]
2011年頃からサンパウロのアンダーグラウンドなヒップホップ・シーンの最重要人物として全国区の注目を集め始めたエミシーダ。2013年のファースト・アルバム 『O Glorioso Retorno De Quem Nunca Esteve Aqui』で確固たる評価を確率した彼が、2年の準備期間に、アフリカを旅して、自身の「黒人性」を更に意識するようになり、本作は人種差別や格差社会について言及する言葉を持った。若者の代弁者として深く鋭い言葉を投げかけ続ける最高の実力を持つラッパーである。[月刊ラティーナ2017年6月号掲載 文:花田勝暁]
◆録音年:2015年◆レーベル:SONY
【「深く理解するためにリスナーの教養が必要」なヒップホップの注目作】
収録曲
1. Mãe (Part. Dona Jacira e Anna Tréa) 2. 8 3. Casa 4. Amoras 5. Mufete 6. Baiana(Part. Caetano Veloso) 7. Passarinhos (Part. Vanessa da Mata) 8. Sodade 9. Chapa 10. Boa Esperança (Part. J. Ghetto) 11. Trabalhadores do Brasil (Part. Marcelino Freire) 12. Mandume (Part. Drik Barbosa, Amiri, Rico Dalasam, Muzzike e Raphao Alaafin) 13. Madagascar 14. Salve Black (Estilo Livre)
リリースに先駆けて、動画投稿サイトで公開された 10. が、人種差別や格差社会について真正面から一石を投じる内容で、米国でやはり注目されるラッパー、ケンドリック・ラマーの「The Blacker The Berry」ブラジル版などと評されることも。 10. は、アフロブラジルのリズムを熱心に研究しMarceloD2のヒット曲「Desabafo」やKarol Conkáのヒットを後押しし、ヒップホップシーンで注目されているトラックメーカーNAVE作であることも要チェック。いろいろな意味でCDが届く前から話題を呼んでいた注目作は、3月に自らのアイデンティティと音楽のルーツを求めて旅をしたエミシーダが、カボ・ヴェルデとアンゴラでインスピレーションを得て「黒人性」を前面に出した非常に深く鋭い言葉を投げかけている。本人曰く「今度のアルバムは、表面的なものではない。深く理解するためにはリスナーの教養が必要」なのだそう。カエターノ 6. 、ヴァネッサ・ダ・マタ 7. などが特別参加している。[月刊ラティーナ2015年10月号掲載 Lissa]
2011年頃からサンパウロのアンダーグラウンドなヒップホップ・シーンの最重要人物として全国区の注目を集め始めたエミシーダ。2013年のファースト・アルバム 『O Glorioso Retorno De Quem Nunca Esteve Aqui』で確固たる評価を確率した彼が、2年の準備期間に、アフリカを旅して、自身の「黒人性」を更に意識するようになり、本作は人種差別や格差社会について言及する言葉を持った。若者の代弁者として深く鋭い言葉を投げかけ続ける最高の実力を持つラッパーである。[月刊ラティーナ2017年6月号掲載 文:花田勝暁]