ペドロ・サー・モライス『アレン・ド・プリンシーピオ・ド・プラゼール』|PEDRO SA MORAES『ALEM DO PRINCIPIO DO PRAZER』(DL-584)_LNTBR_
ペドロ・サー・モライス『アレン・ド・プリンシーピオ・ド・プラゼール』|PEDRO SA MORAES『ALEM DO PRINCIPIO DO PRAZER』(DL-584)_LNTBR_
ペドロ・サー・モライス『アレン・ド・プリンシーピオ・ド・プラゼール』|PEDRO SA MORAES『ALEM DO PRINCIPIO DO PRAZER』(DL-584)_LNTBR_
¥2,530
◆レーベル:Delira M_sica
◇英米と比べてもどこか違う、ブラジルのロックをこの機会にぜひ味わっていただきたい
◇
1. Alarido
2. Não Quer Que o Mundo Mude
3. A Hora da Estrela
4. O Olho da Pedra
5. Pra Nós
6. Não É Água
7. Eunuco
8. Ela Vertigem
9. Salmo 23
◇サンバギターリストの名手が放つオルタナティブロック?!グループ「É Com Esse Que Eu Vou」を率いて2007年にはサンバファンを唸らせる名盤を作った彼。その翌年からソロ活動をスタートし(当時はPedro Moraes名義)ブラジルのリズムを独自に咀嚼し構築していた彼が、今作はとうとうパーカッションなしの10年代4ピースなバンドサウンド。ドラム以外の楽器は全て彼自身の演奏によるものだが、空間の使い方やギターの歪み方ひとつ取っても知性的で曲中における’静と動’の演出も見事である。また、共同作曲者の中にJoão Cavalcantiの名前があるのも興味深く、彼もまたCasuarinaというサンバグループを率いながら、ソロになるとオルタナティブな音像になり驚かされた記憶と重なる。英米と比べてもどこか違う、ブラジルのロックをこの機会に味わって頂きたい。
月刊ラティーナ2015年5月号掲載(村田匠(カンタス村田とサンバマシーンズ))
◇英米と比べてもどこか違う、ブラジルのロックをこの機会にぜひ味わっていただきたい
◇
1. Alarido
2. Não Quer Que o Mundo Mude
3. A Hora da Estrela
4. O Olho da Pedra
5. Pra Nós
6. Não É Água
7. Eunuco
8. Ela Vertigem
9. Salmo 23
◇サンバギターリストの名手が放つオルタナティブロック?!グループ「É Com Esse Que Eu Vou」を率いて2007年にはサンバファンを唸らせる名盤を作った彼。その翌年からソロ活動をスタートし(当時はPedro Moraes名義)ブラジルのリズムを独自に咀嚼し構築していた彼が、今作はとうとうパーカッションなしの10年代4ピースなバンドサウンド。ドラム以外の楽器は全て彼自身の演奏によるものだが、空間の使い方やギターの歪み方ひとつ取っても知性的で曲中における’静と動’の演出も見事である。また、共同作曲者の中にJoão Cavalcantiの名前があるのも興味深く、彼もまたCasuarinaというサンバグループを率いながら、ソロになるとオルタナティブな音像になり驚かされた記憶と重なる。英米と比べてもどこか違う、ブラジルのロックをこの機会に味わって頂きたい。
月刊ラティーナ2015年5月号掲載(村田匠(カンタス村田とサンバマシーンズ))