シーセロ『ア・プライア』|CICERO『A PRAIA』(DECK-221852)_NLTBR_
シーセロ『ア・プライア』|CICERO『A PRAIA』(DECK-221852)_NLTBR_
シーセロ『ア・プライア』|CICERO『A PRAIA』(DECK-221852)_NLTBR_
¥2,420
CÍCERO / A PRAIA
レーベル:DECK
【ブラジルの若者の支持を受ける、都会っぽいサウンド】
1. Frevo Por Acaso nº 2 2. A Praia 3. Camomila 4. De Passagem 5. O Bobo 6. Soneto de Santa Cruz 7. Isabel (Carta De Um Pai Aflito) 8. Albatroz 9. Cecília & a Máquina 10. Terminal Alvorada
シーセロ(Cícero Rosa Lins)、28歳。2011年にインターネット上で公開した一作目は、同年代の若者の支持を受けてブラジルで話題となった。主要曲のひとつ「Tempo de Pipa」はYouTubeで再生回数が200万回を超えた。今年のブラジル映画祭上映作品のひとつだった『Hoje eu quero voltarsozinho(今日はひとりになりたい)』の主題歌を担当していたアーティストだ。っぽくないけど、実はカリオカ、サンパウロに移り住んで6年。リオにいた頃から、ビーチを楽しむタイプではなかったけど、『A Praia(ビーチ)』とタイトルをつけたのには、離れてみてわかった故郷リオの美しい海が、自らの人生に及ぼしていた影響に初めて気がついたからだとか。リオの海にインスパイアされて、心の均衡をもたらす10曲ができた。都会っぽさのなかに、 1. 、 4. など、家族のルーツである北東部、祖父から聴かせれて好きになったルイス・ゴンザガのエッセンスも感じられるアルバム。[月刊ラティーナ2015年7月号掲載 Lissa]
ロック・バンドを経て2011年、無料ダウンロードのデジタル配信フォーマットで発表した宅録の初ソロ作『Canções de Apartamento』が評判を呼び、DeckdiscからCD化されるに至ったシンガー/ソングライター、シーセロ(86年生)は配信時代の申し子だ。この第三作もCDとLPで発売されたが無料ダウンロードも出来る。MPBのDNAを受け継いだポスト・ロック・サウンドと、陰りを帯びた繊細で体温低めの歌声が相まって広がる詩的で内省的な世界は、モスカや前作にゲスト参加したマルセロ・カメーロにも相通じる。[月刊ラティーナ2017年6月号掲載 中原 仁]
レーベル:DECK
【ブラジルの若者の支持を受ける、都会っぽいサウンド】
1. Frevo Por Acaso nº 2 2. A Praia 3. Camomila 4. De Passagem 5. O Bobo 6. Soneto de Santa Cruz 7. Isabel (Carta De Um Pai Aflito) 8. Albatroz 9. Cecília & a Máquina 10. Terminal Alvorada
シーセロ(Cícero Rosa Lins)、28歳。2011年にインターネット上で公開した一作目は、同年代の若者の支持を受けてブラジルで話題となった。主要曲のひとつ「Tempo de Pipa」はYouTubeで再生回数が200万回を超えた。今年のブラジル映画祭上映作品のひとつだった『Hoje eu quero voltarsozinho(今日はひとりになりたい)』の主題歌を担当していたアーティストだ。っぽくないけど、実はカリオカ、サンパウロに移り住んで6年。リオにいた頃から、ビーチを楽しむタイプではなかったけど、『A Praia(ビーチ)』とタイトルをつけたのには、離れてみてわかった故郷リオの美しい海が、自らの人生に及ぼしていた影響に初めて気がついたからだとか。リオの海にインスパイアされて、心の均衡をもたらす10曲ができた。都会っぽさのなかに、 1. 、 4. など、家族のルーツである北東部、祖父から聴かせれて好きになったルイス・ゴンザガのエッセンスも感じられるアルバム。[月刊ラティーナ2015年7月号掲載 Lissa]
ロック・バンドを経て2011年、無料ダウンロードのデジタル配信フォーマットで発表した宅録の初ソロ作『Canções de Apartamento』が評判を呼び、DeckdiscからCD化されるに至ったシンガー/ソングライター、シーセロ(86年生)は配信時代の申し子だ。この第三作もCDとLPで発売されたが無料ダウンロードも出来る。MPBのDNAを受け継いだポスト・ロック・サウンドと、陰りを帯びた繊細で体温低めの歌声が相まって広がる詩的で内省的な世界は、モスカや前作にゲスト参加したマルセロ・カメーロにも相通じる。[月刊ラティーナ2017年6月号掲載 中原 仁]