ロドルフォ・メデーロス, マルセーロ・ゲルフィ『エンコントロ』|RODOLFO MEDEROS, MARCELO GHELFI『ENCONTRO』(CDSS-005414)_TNLBR_
ロドルフォ・メデーロス, マルセーロ・ゲルフィ『エンコントロ』|RODOLFO MEDEROS, MARCELO GHELFI『ENCONTRO』(CDSS-005414)_TNLBR_
ロドルフォ・メデーロス, マルセーロ・ゲルフィ『エンコントロ』|RODOLFO MEDEROS, MARCELO GHELFI『ENCONTRO』(CDSS-005414)_TNLBR_
¥2,860 SOLD OUT
◆録音年:2012年◆録音場所:サンパウロ◆レーベル:SESC S_O PAULO
◇メデーロスとゲルフィの出会い
◇
●曲目: 1. Qui Nem Jiló 2. El Choclo 3. Escorregando 4. Cerezas 5. Berimbau 6. Por una Cabeza 7. Sanfoneon 8. Cambalache 9. Serra da Boa Esperanza 10. Revirado 11. Valsa Brasileira 12. La Pajarera de Pentecostes
●演奏:Rodolfo Mederos(bn)Marcelo Ghelfi(pf)
◇クラシカル系ピアニスト/編曲家であるマルセロ・ゲルフィと、アストル・ピアソラの後継者と言われたこともあるモダン・タンゴのバンドネオン奏者ロドルフォ・メデーロスの出会い。ゲルフィの企画にメデーロスが賛同したようで、ピアノとバンドネオンのドゥオをベースとしストリングスなども適宜加えた室内楽風の仕上がりだ。ヒトを喰ったようなタイトルだが、曲名を見れば判るようにブラジル①③⑤⑦⑨、タンゴ②⑥⑧⑩に自作曲④⑪を加えた構成としており、もう少しビート感が欲しいと個人的には思うが、リメイクにあたり彼らの室内楽としての創造性は充分に発揮されていると思う。特にエルネスト・ナザレー作③ではナザレーの真意を汲みとったとおぼしき軽やかなリズムにオーボエを絡ませているあたり、発想の冴えを感じる。黎明期のタンゴはショーロと似ているが、今度はそういったアプローチにも期待したくなった。
月刊ラティーナ2015年8月号掲載(山本幸洋)
◇メデーロスとゲルフィの出会い
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●曲目: 1. Qui Nem Jiló 2. El Choclo 3. Escorregando 4. Cerezas 5. Berimbau 6. Por una Cabeza 7. Sanfoneon 8. Cambalache 9. Serra da Boa Esperanza 10. Revirado 11. Valsa Brasileira 12. La Pajarera de Pentecostes
●演奏:Rodolfo Mederos(bn)Marcelo Ghelfi(pf)
◇クラシカル系ピアニスト/編曲家であるマルセロ・ゲルフィと、アストル・ピアソラの後継者と言われたこともあるモダン・タンゴのバンドネオン奏者ロドルフォ・メデーロスの出会い。ゲルフィの企画にメデーロスが賛同したようで、ピアノとバンドネオンのドゥオをベースとしストリングスなども適宜加えた室内楽風の仕上がりだ。ヒトを喰ったようなタイトルだが、曲名を見れば判るようにブラジル①③⑤⑦⑨、タンゴ②⑥⑧⑩に自作曲④⑪を加えた構成としており、もう少しビート感が欲しいと個人的には思うが、リメイクにあたり彼らの室内楽としての創造性は充分に発揮されていると思う。特にエルネスト・ナザレー作③ではナザレーの真意を汲みとったとおぼしき軽やかなリズムにオーボエを絡ませているあたり、発想の冴えを感じる。黎明期のタンゴはショーロと似ているが、今度はそういったアプローチにも期待したくなった。
月刊ラティーナ2015年8月号掲載(山本幸洋)