ブルーノ・デ・ラ・ホーザ『ヴァスタ・シダーヂ、フェスタ・ヂ・アルゲン』|BRUNO DE LA ROSA『VASTA CIDADE, FESTA DE ALGUEM』(KU-KCD215)_LNTBR_
ブルーノ・デ・ラ・ホーザ『ヴァスタ・シダーヂ、フェスタ・ヂ・アルゲン』|BRUNO DE LA ROSA『VASTA CIDADE, FESTA DE ALGUEM』(KU-KCD215)_LNTBR_
ブルーノ・デ・ラ・ホーザ『ヴァスタ・シダーヂ、フェスタ・ヂ・アルゲン』|BRUNO DE LA ROSA『VASTA CIDADE, FESTA DE ALGUEM』(KU-KCD215)_LNTBR_
¥2,750
【まさに古くて新しいMPB】
曲目
1. O Processo
2. Conversando
3. A Estrada E O Violeiro Featuring – Renato Teixeira
4. Esboço
5. Quintal Featuring – Leopoldina
6. Quando O Samba Chegar
7. Ventana
8. A Grande Senhora
9. Novela Da Voz Featuring – Leopoldina
10. Aquela Do Bem
11. Chão
12. Um Grito Parado No Ar Featuring – Toquinho
北東部ものを中心に良心的なリリースを続けていたクアルピは現在ではソニー傘下、リイシューを含めて作品を発表し続けている。ジャケットの雰囲気からして過去作の再発かと思うなかれ、トッキーニョのソングブックなどをプロデュースしてきたSSWブルーノ・デ・ラ・ホーザの新作。これが実にいい。1960〜70年代のMPBを再構築……いや、再構築と言うよりはまさにそのもの。トッキーニョ、シコ・ブアルキに代表されるようなブラジル音楽の“あの頃の音”がテン年代に現地でも蘇っている……という事態が実に興味深い。そのシーンの広大さでともするとヒットチャートや新しい音源を追い続けることが本道とされがちだが、当然のことながら良質なMPBを守り続ける存在もそこにはあるわけだ。ゲストはミナスの女性歌手レオポルヂーナ、ヘナート・テイシェイラ(!)、そして御大トッキーニョ。アナログに針を落とすように楽しんで欲しい1枚。(月刊ラティーナ2014年1月号掲載 石川 賢)
曲目
1. O Processo
2. Conversando
3. A Estrada E O Violeiro Featuring – Renato Teixeira
4. Esboço
5. Quintal Featuring – Leopoldina
6. Quando O Samba Chegar
7. Ventana
8. A Grande Senhora
9. Novela Da Voz Featuring – Leopoldina
10. Aquela Do Bem
11. Chão
12. Um Grito Parado No Ar Featuring – Toquinho
北東部ものを中心に良心的なリリースを続けていたクアルピは現在ではソニー傘下、リイシューを含めて作品を発表し続けている。ジャケットの雰囲気からして過去作の再発かと思うなかれ、トッキーニョのソングブックなどをプロデュースしてきたSSWブルーノ・デ・ラ・ホーザの新作。これが実にいい。1960〜70年代のMPBを再構築……いや、再構築と言うよりはまさにそのもの。トッキーニョ、シコ・ブアルキに代表されるようなブラジル音楽の“あの頃の音”がテン年代に現地でも蘇っている……という事態が実に興味深い。そのシーンの広大さでともするとヒットチャートや新しい音源を追い続けることが本道とされがちだが、当然のことながら良質なMPBを守り続ける存在もそこにはあるわけだ。ゲストはミナスの女性歌手レオポルヂーナ、ヘナート・テイシェイラ(!)、そして御大トッキーニョ。アナログに針を落とすように楽しんで欲しい1枚。(月刊ラティーナ2014年1月号掲載 石川 賢)