モスカ『マイス・ノヴォ・ヂ・ノーヴォ』|MOSKA『+ NOVO DE NOVO』(SL-06642)_TLNBR_
モスカ『マイス・ノヴォ・ヂ・ノーヴォ』|MOSKA『+ NOVO DE NOVO』(SL-06642)_TLNBR_
モスカ『マイス・ノヴォ・ヂ・ノーヴォ』|MOSKA『+ NOVO DE NOVO』(SL-06642)_TLNBR_
¥2,530
◇『トゥード・ノーヴォ・ヂ・ノーヴォ』発売時のインタヴューで、モスカはあのアルバムが写真を撮り始めた影響がとても色濃く反映された作品であり、ツアーだけではなく展覧会や俳優(彼は劇団に属していた時期もある)などもやってみたいと言っていた。ソン・リヴリへ移籍後初となる新作は、2004年に行われた『トゥード・ノーヴォ・ヂ・ノーヴォ』ツアーのブラジリア公演の模様を収録したライヴ盤だ。サシャ・アンバッキ(キーボード&サンプラー)、ドゥンガ(ベース)ら、アルバムでもお馴染みのメンバーだが、言うなれば極めてオーソドックスかつシンプルなポップス作品集であった同作の世界観を極めるためか、マルコス・スザーノは参加しておらず、代わりにハミロ・ムソット(パーカッション)とクリスティアン・オーエンス(ドラムス)が参加。シアトリカルでポエティックなモスカの歌に絶妙な距離感で寄り添う。決して斬新なアレンジではないし、写真のセット以外は簡素なステージで飛び道具もない。けれども、(ヒット曲の再演も含めて)この瑞々しさは一体なんだろう?【一部抜粋】[「月刊ラティーナ07年05月号掲載」texto por 佐々木俊宏]