トレス・ナ・マッサ『ナ・コンフラリア・ダス・セドゥトーラス』|3 NA MASSA『NA CONFRARIA DAS SEDUTORAS』(DECK-220932)_LNTBR_
トレス・ナ・マッサ『ナ・コンフラリア・ダス・セドゥトーラス』|3 NA MASSA『NA CONFRARIA DAS SEDUTORAS』(DECK-220932)_LNTBR_
トレス・ナ・マッサ『ナ・コンフラリア・ダス・セドゥトーラス』|3 NA MASSA『NA CONFRARIA DAS SEDUTORAS』(DECK-220932)_LNTBR_
¥3,080
◇ ギタリストのルシオ・マイアによるソロ=マキナードをはじめ、メンバー個々の課外活動も活発なナサォン・ズンビ。今度はリズム・セクションのデンギとプピーロの2人がクリエイターのヒカ・アマビスと組んで新ユニットを結成した。ヒカは99年にYBrazil?からソロ・アルバム『Sambadelic』をリリース、ファンキーな感触を残したブレイクビーツを展開していたが、今作はそんな彼の志向性とナサォン・ズンビのへヴィネスが巧く(&美味く)ミックスされている。一番の話題はなんと言ってもニーナ・ベッカー、セウ、ピッティ、Cyz、ニーナ・ミランダ……と各曲に配された13名の女性シンガーたちに尽きるが、重心低めでエッジの効いたサウンド・プロダクション、なのに、決して汗をかかない“クール”さがジャケットワークと相まってとってもオシャレだ。“モンド”とかの一言で片付けてしまうには、あまりにも含蓄の多いクラブ・ミュージック!
[月刊ラティーナ08年9月号掲載 texto por 佐々木俊広]
[月刊ラティーナ08年9月号掲載 texto por 佐々木俊広]