ニルゼ・カルヴァーリョ『オ・キ・エ・メウ』|NILZE CARVALHO『O QUE E MEU』(BF-356)_TNLBR_
ニルゼ・カルヴァーリョ『オ・キ・エ・メウ』|NILZE CARVALHO『O QUE E MEU』(BF-356)_TNLBR_
ニルゼ・カルヴァーリョ『オ・キ・エ・メウ』|NILZE CARVALHO『O QUE E MEU』(BF-356)_TNLBR_
¥2,530
◆BISCOITO FINO
◇
1. Banho de Manjericão(バーニョ・ヂ・マンジェリカゥン)
2. Doces Recordações(甘美な思い出)
3. Lamento da Lavandeira(洗濯女の哀しみ)
4. Proposta de Paz(平和の提案)
5. Chorei(ショレイ)
6. Nordestino(ノルデスチーノ)
7. Festa(祝祭)
8. Lua Cheia(満月)
9. Barracão(バハカゥン)
10. Ela Sabe Quem é(彼女は誰だか知っている)
11. Santa Celília(サンタセシリア)
12. Mal de Amor(愛の悪)
13. O que é meu(オ・キ・エ・メウ)
14. Se Um Novo Amor me Convidar(新たな愛が私を招くなら)
◇若い世代の、そしてラパのサンバ・シーンを担うアーティストの一人、ニルジ・カルヴァーリョの新作が届いた。1980年に11歳でショーロの天才バンドリン少女としてレコード・デビュー、ヂノとエポカ・ヂ・オウロをバックに初アルバムを残し、以降も数枚のアルバムを発表。ただし近年は主にシンガーとして活動していて、筆者が05年に見たライブでも、カヴァキーニョを弾きながら歌うスタイルだった。エドゥ・クリーゲルがプロデュースを担当した本作、意外なほどオーソドックスに(ポップさや新奇さに傾かずに)サンバ・シンガーとしての彼女のポテンシャルを伝える作りがなされている。ブラック・フィーリングを滲ませつつ、張りすぎない、話し声の延長にあるやわらかな発声は得難い魅力だ。自身のオリジナルのほか、ジョアン・ノゲイラやイヴォニ・ララ、珍しいところではエドゥアルド・グヂン/パウロ・セーザル・ピニェイロ/マウロ・ドゥアルチの隠れた名曲「Chorei」のカヴァーも。
月刊ラティーナ2011年2月号掲載(成田佳洋)
◇
1. Banho de Manjericão(バーニョ・ヂ・マンジェリカゥン)
2. Doces Recordações(甘美な思い出)
3. Lamento da Lavandeira(洗濯女の哀しみ)
4. Proposta de Paz(平和の提案)
5. Chorei(ショレイ)
6. Nordestino(ノルデスチーノ)
7. Festa(祝祭)
8. Lua Cheia(満月)
9. Barracão(バハカゥン)
10. Ela Sabe Quem é(彼女は誰だか知っている)
11. Santa Celília(サンタセシリア)
12. Mal de Amor(愛の悪)
13. O que é meu(オ・キ・エ・メウ)
14. Se Um Novo Amor me Convidar(新たな愛が私を招くなら)
◇若い世代の、そしてラパのサンバ・シーンを担うアーティストの一人、ニルジ・カルヴァーリョの新作が届いた。1980年に11歳でショーロの天才バンドリン少女としてレコード・デビュー、ヂノとエポカ・ヂ・オウロをバックに初アルバムを残し、以降も数枚のアルバムを発表。ただし近年は主にシンガーとして活動していて、筆者が05年に見たライブでも、カヴァキーニョを弾きながら歌うスタイルだった。エドゥ・クリーゲルがプロデュースを担当した本作、意外なほどオーソドックスに(ポップさや新奇さに傾かずに)サンバ・シンガーとしての彼女のポテンシャルを伝える作りがなされている。ブラック・フィーリングを滲ませつつ、張りすぎない、話し声の延長にあるやわらかな発声は得難い魅力だ。自身のオリジナルのほか、ジョアン・ノゲイラやイヴォニ・ララ、珍しいところではエドゥアルド・グヂン/パウロ・セーザル・ピニェイロ/マウロ・ドゥアルチの隠れた名曲「Chorei」のカヴァーも。
月刊ラティーナ2011年2月号掲載(成田佳洋)