カルロス・バヂア『ゼロス (2CD)』|CARLOS BADIA『ZEROS (2CD)』(IND-CAOB0069)_NLTBR_
カルロス・バヂア『ゼロス (2CD)』|CARLOS BADIA『ZEROS (2CD)』(IND-CAOB0069)_NLTBR_
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1940~50年代のジャズ・スタンダードを、シンプルで繊細なボサノヴァで再構成するという共通言語のもと、2007年から3枚の作品を残したポルトアレグリのバンド、デリカテッセン。その中心人物の1人で、2012年にグループを去ったカルロス・バヂアの「インスト編」「歌編」からなる2枚組作品が本作だ。バンド時代からのボサノヴァ、ジャズ、AORなどの要素を含むその音楽性は、極めて瑞々しくコンテンポラリー。そしてジスモンチやミナス~サンパウロにも通じる音楽性と表現力には目から鱗。タイプは異なるがダヂのソロ作に初めてきっちりと向き合ったときの様な感動をお約束できると思う。南部に限らず、ブラジルの豊穣な音楽遺産を巧みに血肉化し、爽やかでいて濃密なサウンドへと昇華させるスタンスが、レオンジーニョの姿と重なることだろう。Disck2 9. ヴィトル・ハミルとの共演は「歌編」の聞き所の1つ。
[月刊ラティーナ2016年11月号掲載 船津亮平]
[月刊ラティーナ2016年11月号掲載 船津亮平]