プロジェクト・レウテマン『プロジェクト・RTM 1』|PROYECTO REUTEMANN『PROYECTO RTM I』(IND-PRTM2017)
プロジェクト・レウテマン『プロジェクト・RTM 1』|PROYECTO REUTEMANN『PROYECTO RTM I』(IND-PRTM2017)
プロジェクト・レウテマン『プロジェクト・RTM 1』|PROYECTO REUTEMANN『PROYECTO RTM I』(IND-PRTM2017)
¥2,530
◆録音年:2017年◆録音場所:マル・デル・プラタ◆レーベル:Independiente
◇ブエノスアイレスのシーンとは一味違うマル・デル・プラタのコンテンポラリージャズ
◇曲目
①Intro DW
②Farenhitys
③Juliand
④Metamorphosys Xuxa 1
⑤Robocoop
⑥Mole
⑦Metamorphosys Xuxa 2
⑧Dale Weiju
⑨Pasos
⑩Xuxa em xamax
Matias Rivara - trompeta
Hernan Torres - saxo
Gaston de la Cruz - guitarra
Maxi Castillo - bajo
Joaquin Waiman - bateria
◇ 欧州の耽美系ニューウェイヴか?と錯覚するようなジャケからして一筋縄ではいかない、ブエノスアイレスから南西400キロに位置する港湾都市マル・デル・プラタ発の現代ジャズ5人組。空間的なリフやサステイン(持続音)なども多用したポスト・ロックへの傾倒が顕著な演奏で耳を惹くギタリスト兼コンポーザーをリーダーに、ジャズ色の強いトランペットとサックスの2管、つんのめるようなブレイクビーツなどもこなしつつもロック的な突進力のあるビートを得意とするドラマーらが奏でる音世界は、初期のラウンジ・リザーズが現代ジャズを通過して南米に甦ったよう。フリーっぽい尖った雰囲気も持っているが安易な即興などには流れず、南米らしく変拍子を多用したグルーヴや細かく練られた曲展開で独自のコンテンポラリー・ジャズを確立しており、ブエノスアイレス勢とはひと味違った気骨の強さやオルタナティヴな感覚を放っている。
月刊ラティーナ2018年2月号掲載(吉本秀純)
◇ブエノスアイレスのシーンとは一味違うマル・デル・プラタのコンテンポラリージャズ
◇曲目
①Intro DW
②Farenhitys
③Juliand
④Metamorphosys Xuxa 1
⑤Robocoop
⑥Mole
⑦Metamorphosys Xuxa 2
⑧Dale Weiju
⑨Pasos
⑩Xuxa em xamax
Matias Rivara - trompeta
Hernan Torres - saxo
Gaston de la Cruz - guitarra
Maxi Castillo - bajo
Joaquin Waiman - bateria
◇ 欧州の耽美系ニューウェイヴか?と錯覚するようなジャケからして一筋縄ではいかない、ブエノスアイレスから南西400キロに位置する港湾都市マル・デル・プラタ発の現代ジャズ5人組。空間的なリフやサステイン(持続音)なども多用したポスト・ロックへの傾倒が顕著な演奏で耳を惹くギタリスト兼コンポーザーをリーダーに、ジャズ色の強いトランペットとサックスの2管、つんのめるようなブレイクビーツなどもこなしつつもロック的な突進力のあるビートを得意とするドラマーらが奏でる音世界は、初期のラウンジ・リザーズが現代ジャズを通過して南米に甦ったよう。フリーっぽい尖った雰囲気も持っているが安易な即興などには流れず、南米らしく変拍子を多用したグルーヴや細かく練られた曲展開で独自のコンテンポラリー・ジャズを確立しており、ブエノスアイレス勢とはひと味違った気骨の強さやオルタナティヴな感覚を放っている。
月刊ラティーナ2018年2月号掲載(吉本秀純)