マルセロ・ペテッタ&ガストン・ボッサーノ『カミナータ』|MARCELO PETETTA, GASTON BOZZANO『CAMINATA』(BAR-CD-172)_QFAR_
マルセロ・ペテッタ&ガストン・ボッサーノ『カミナータ』|MARCELO PETETTA, GASTON BOZZANO『CAMINATA』(BAR-CD-172)_QFAR_
マルセロ・ペテッタ&ガストン・ボッサーノ『カミナータ』|MARCELO PETETTA, GASTON BOZZANO『CAMINATA』(BAR-CD-172)_QFAR_
¥2,750
◆録音年:2015年
◆録音場所:アルゼンチン
◆レーベル:BLUE ART
◇気の置けない二人の間の暖かい会話
◇曲目
①Caminata / Ralph Towner
②Bianca / Egberto Gismonti
③Sacred place / Ralph Towner
④Hand in hand / Ralph Towner
⑤Luiza / Tom Jobim
⑥Se todos fossem iguais a voce / Tom Jobim
⑦Crystal Silence / Chick Corea
⑧Silence / Charlie Haden
⑨St. Helens / Gary Peacock
⑩A map of the world / Pat Metheny
◇ 真夜中にひっそりと会話するような二つの楽器。アルゼンチンのジャズ・シーンで活躍するギタリストのマルセロ・ペテッタとベーシストのガストン・ボッサノによるデュオ作品。2006年に同じコンセプトの『ピースフル・ジャーニー』という傑作を残しており、今回は第二弾となる。彼らの持ち味は、その静謐な空気感を醸し出すことだろう。とにかく無駄な音をそぎ落とし、訥々としたインプロヴィゼーションを交えたダイアローグからは、パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのデュオを思い出す人も多いはず。そのお手本となる2人のオリジナルに加え、ラルフ・タウナーやエグベルト・ジスモンチ、そしてトム・ジョビンの名曲もセレクト。もともとはピアノとヴィブラフォンで奏でられていたチック・コリアの「クリスタル・サイレンス」を選ぶセンスも抜群だ。冬を迎えるこれからの時期、毛布にくるまりながら聴きたい。
【月刊ラティーナ2015年12月号掲載(栗本 斉)】
◆録音場所:アルゼンチン
◆レーベル:BLUE ART
◇気の置けない二人の間の暖かい会話
◇曲目
①Caminata / Ralph Towner
②Bianca / Egberto Gismonti
③Sacred place / Ralph Towner
④Hand in hand / Ralph Towner
⑤Luiza / Tom Jobim
⑥Se todos fossem iguais a voce / Tom Jobim
⑦Crystal Silence / Chick Corea
⑧Silence / Charlie Haden
⑨St. Helens / Gary Peacock
⑩A map of the world / Pat Metheny
◇ 真夜中にひっそりと会話するような二つの楽器。アルゼンチンのジャズ・シーンで活躍するギタリストのマルセロ・ペテッタとベーシストのガストン・ボッサノによるデュオ作品。2006年に同じコンセプトの『ピースフル・ジャーニー』という傑作を残しており、今回は第二弾となる。彼らの持ち味は、その静謐な空気感を醸し出すことだろう。とにかく無駄な音をそぎ落とし、訥々としたインプロヴィゼーションを交えたダイアローグからは、パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのデュオを思い出す人も多いはず。そのお手本となる2人のオリジナルに加え、ラルフ・タウナーやエグベルト・ジスモンチ、そしてトム・ジョビンの名曲もセレクト。もともとはピアノとヴィブラフォンで奏でられていたチック・コリアの「クリスタル・サイレンス」を選ぶセンスも抜群だ。冬を迎えるこれからの時期、毛布にくるまりながら聴きたい。
【月刊ラティーナ2015年12月号掲載(栗本 斉)】