アスティジェーロ&弦楽オルケスタ『サウンドトラックBsAs』|ASTILLERO & ORQUESTA DE CUERDAS『SOUNDTRACK BUENOS AIRES』(IND-4872426)_QTAR_
アスティジェーロ&弦楽オルケスタ『サウンドトラックBsAs』|ASTILLERO & ORQUESTA DE CUERDAS『SOUNDTRACK BUENOS AIRES』(IND-4872426)_QTAR_
アスティジェーロ&弦楽オルケスタ『サウンドトラックBsAs』|ASTILLERO & ORQUESTA DE CUERDAS『SOUNDTRACK BUENOS AIRES』(IND-4872426)_QTAR_
¥2,640 SOLD OUT
アルゼンチン録音 Independiente
●曲目
1. ア・スエルテ・イ・ベルダー
2. リネア・デ・ティエンポ
3. パリウン
4. DDI
5. フェティーチェ
6. ロスカ
7. マルフィル/レフレホ
8. マドゥルゴン
9. バンデー
●演奏:ルシアノ・ファルコン(c)、マルティン・ヴァン・デル・リンデン(vn)、マリアーノ・ゴンサレス・カロ(bn)、フェデリコ・マイオッキ(cb)、フリアン・ペラルタ(p)、他
現代タンゴの洒落た音遣いは好きだけれど、タンゴ独特のアクや、ストレートな熱さが失われつつある気がして少し悲しい。かといってフェルナンデス・フィエロ楽団(OTFF)はちょっとやりすぎかな……と思っているタンゴファンは少なくないはず(と信じたい!)。 OTFFの元ピアニスト、フリアン・ペラルタ率いる六重奏団、アスティジェーロはまさにその両者のイイトコ取りだ。OTFF譲りの大胆なビートで音楽を進めつつ、曲の構成はよく練られていて展開もドラマチック。頭に血の昇ってくるような野性的な愉悦と、和声や技巧による理知的な面白味がまさかの同居を果たしてしまっている。また本作では、以前からのレパートリーを含め全曲で弦楽合奏団と共演。音の厚みを更に増した彼らの音楽はタイトル通り、壮大な映画のサウンドトラックを彷彿とさせる仕上がりだ。若手による新世代タンゴを象徴する名盤、一聴の価値あり!
月刊ラティーナ2014年5月号掲載(清川博貴)
●曲目
1. ア・スエルテ・イ・ベルダー
2. リネア・デ・ティエンポ
3. パリウン
4. DDI
5. フェティーチェ
6. ロスカ
7. マルフィル/レフレホ
8. マドゥルゴン
9. バンデー
●演奏:ルシアノ・ファルコン(c)、マルティン・ヴァン・デル・リンデン(vn)、マリアーノ・ゴンサレス・カロ(bn)、フェデリコ・マイオッキ(cb)、フリアン・ペラルタ(p)、他
現代タンゴの洒落た音遣いは好きだけれど、タンゴ独特のアクや、ストレートな熱さが失われつつある気がして少し悲しい。かといってフェルナンデス・フィエロ楽団(OTFF)はちょっとやりすぎかな……と思っているタンゴファンは少なくないはず(と信じたい!)。 OTFFの元ピアニスト、フリアン・ペラルタ率いる六重奏団、アスティジェーロはまさにその両者のイイトコ取りだ。OTFF譲りの大胆なビートで音楽を進めつつ、曲の構成はよく練られていて展開もドラマチック。頭に血の昇ってくるような野性的な愉悦と、和声や技巧による理知的な面白味がまさかの同居を果たしてしまっている。また本作では、以前からのレパートリーを含め全曲で弦楽合奏団と共演。音の厚みを更に増した彼らの音楽はタイトル通り、壮大な映画のサウンドトラックを彷彿とさせる仕上がりだ。若手による新世代タンゴを象徴する名盤、一聴の価値あり!
月刊ラティーナ2014年5月号掲載(清川博貴)