ディアス&ウォイス『ペルスペクティバ・204』|DIAZ & WOIZ『PERSPECTIVA 204』(EP-166902)_QTAR_
ディアス&ウォイス『ペルスペクティバ・204』|DIAZ & WOIZ『PERSPECTIVA 204』(EP-166902)_QTAR_
ディアス&ウォイス『ペルスペクティバ・204』|DIAZ & WOIZ『PERSPECTIVA 204』(EP-166902)_QTAR_
¥2,310
◆録音年:2013年
◆録音場所:ドイツ
◆レーベル:Epsa
◇●曲目
①ミロンガ・グリス
②エン・ウナ・デ・エサス
③ラ・トランペラ
④燃やされるラブレター
⑤サンフォーナ
⑥ラ・プエルタ・デ・ラ・アウロラ
⑦フロール・デ・リノ
⑧ミエントラス・タント
⑨ピエドラス・デル・マナティアル
⑩ドクトール・ラピ
⑪ワルツ
●ボーナスビデオ①ラ・レティラーダ②オブリビオン
◇やっぱり演奏家が愛する曲を、好きなやり方で弾くというのは、聴いていて心地よいものだ。アルゼンチン出身で、現在ドイツにて活動する2人の奏者、フェデリコ・ディアス(g)とパブロ・ヴォイツィンスキー(p)のデュオによる本作品は、まさにそんな良い例と言えるだろう。選曲はトロイロ③やスタンポーニ⑦といった古典タンゴから、アギーレ①やジスモンチ⑤、モギレフスキー⑪に至る、アルゼンチンとその周辺の音楽ファン垂涎のラインナップ。どれも南米的なリズムにしっかりと軸足を置きながら、そこにヨーロッパ的ともとれる精緻さや落ち着きが絶妙なバランスで加わった演奏だ。中でも、弦楽との共演にて、どこまでも続く雄大な平原を思わせるアレンジの施されたレギサモン④は、一聴の価値ある名演といえる。洗練された旋律とギターの素朴なカッティングが特徴的なオリジナルも、名曲たちに劣らぬ輝きをみせる。
月刊ラティーナ2014年9月号掲載(清川博貴)
◆録音場所:ドイツ
◆レーベル:Epsa
◇●曲目
①ミロンガ・グリス
②エン・ウナ・デ・エサス
③ラ・トランペラ
④燃やされるラブレター
⑤サンフォーナ
⑥ラ・プエルタ・デ・ラ・アウロラ
⑦フロール・デ・リノ
⑧ミエントラス・タント
⑨ピエドラス・デル・マナティアル
⑩ドクトール・ラピ
⑪ワルツ
●ボーナスビデオ①ラ・レティラーダ②オブリビオン
◇やっぱり演奏家が愛する曲を、好きなやり方で弾くというのは、聴いていて心地よいものだ。アルゼンチン出身で、現在ドイツにて活動する2人の奏者、フェデリコ・ディアス(g)とパブロ・ヴォイツィンスキー(p)のデュオによる本作品は、まさにそんな良い例と言えるだろう。選曲はトロイロ③やスタンポーニ⑦といった古典タンゴから、アギーレ①やジスモンチ⑤、モギレフスキー⑪に至る、アルゼンチンとその周辺の音楽ファン垂涎のラインナップ。どれも南米的なリズムにしっかりと軸足を置きながら、そこにヨーロッパ的ともとれる精緻さや落ち着きが絶妙なバランスで加わった演奏だ。中でも、弦楽との共演にて、どこまでも続く雄大な平原を思わせるアレンジの施されたレギサモン④は、一聴の価値ある名演といえる。洗練された旋律とギターの素朴なカッティングが特徴的なオリジナルも、名曲たちに劣らぬ輝きをみせる。
月刊ラティーナ2014年9月号掲載(清川博貴)