マルティン・スエー『イラリダー』|MARTIN SUED『IRALIDAD』(IND-MS2017)_QTAR_
マルティン・スエー『イラリダー』|MARTIN SUED『IRALIDAD』(IND-MS2017)_QTAR_
マルティン・スエー『イラリダー』|MARTIN SUED『IRALIDAD』(IND-MS2017)_QTAR_
¥2,530 SOLD OUT
◆録音年:2017年◆録音場所:アルゼンチン、ブラジル
◆レーベル:Independiente
◇Tatadios、Chiche Tríoのバンドネオン奏者による待望のソロ作
◇曲目
1. Nardos (Martín Sued)
2. Hiedra al sol (L. A. Spinetta)
3. Peregrine & Beignet (M. Sued) (con Mono Fontana)
4. Sanyo (M. Sued)
5. Reloj (M. Sued)(con Liliana Herrero)
6. Hormiga (M. Sued)
7. Ur (M. Sued)
8. Mi jujeñita (Anónimo) (con Silvia Iriondo)
9. Sanar (M Sued)
10. Chiche (M. Sued)
11. O que a Helena sonhou ontem a noite M. Sued) (con Yamandú Costa)
◇1983年生まれ、現在34歳のバンドネオン奏者、マルティン・スエッド(ドはほとんど聞こえない)。独学ののち、2005〜08年にフェルナンデス・フィエロ楽団で研鑽を積む。その後ニキトフとのデュオ、タタディオス、チチェ・トリオなどジャンルを横断したユニークな活動を続けている。本作は初のソロ作品で、基本はバンドネオン独奏と自然音や生活音のコラージュ。彼の先生の一人でもあるディノ・サルーシのECM初期作品に通じる行き方だが、サルーシの土臭さはなく、より都会的。ほどよくゲストが参加していて、特にもう一人の師であるモノ・フォンタナ参加③はすごい。いきなり音の広がりが激変する。⑤にはリリアナ・エレーロが哲学的な詩の朗読で参加、⑧にはシルビア・イリオンドの歌、⑪にはヤマンドゥ・コスタのギターが入る。⑨には何やら日本語で数を数える声が……バンドネオンの作り出す小宇宙はなかなか広い。
月刊ラティーナ2018年1月号掲載(西村秀人)
◆レーベル:Independiente
◇Tatadios、Chiche Tríoのバンドネオン奏者による待望のソロ作
◇曲目
1. Nardos (Martín Sued)
2. Hiedra al sol (L. A. Spinetta)
3. Peregrine & Beignet (M. Sued) (con Mono Fontana)
4. Sanyo (M. Sued)
5. Reloj (M. Sued)(con Liliana Herrero)
6. Hormiga (M. Sued)
7. Ur (M. Sued)
8. Mi jujeñita (Anónimo) (con Silvia Iriondo)
9. Sanar (M Sued)
10. Chiche (M. Sued)
11. O que a Helena sonhou ontem a noite M. Sued) (con Yamandú Costa)
◇1983年生まれ、現在34歳のバンドネオン奏者、マルティン・スエッド(ドはほとんど聞こえない)。独学ののち、2005〜08年にフェルナンデス・フィエロ楽団で研鑽を積む。その後ニキトフとのデュオ、タタディオス、チチェ・トリオなどジャンルを横断したユニークな活動を続けている。本作は初のソロ作品で、基本はバンドネオン独奏と自然音や生活音のコラージュ。彼の先生の一人でもあるディノ・サルーシのECM初期作品に通じる行き方だが、サルーシの土臭さはなく、より都会的。ほどよくゲストが参加していて、特にもう一人の師であるモノ・フォンタナ参加③はすごい。いきなり音の広がりが激変する。⑤にはリリアナ・エレーロが哲学的な詩の朗読で参加、⑧にはシルビア・イリオンドの歌、⑪にはヤマンドゥ・コスタのギターが入る。⑨には何やら日本語で数を数える声が……バンドネオンの作り出す小宇宙はなかなか広い。
月刊ラティーナ2018年1月号掲載(西村秀人)