オルケスタ・ティピカ・ピチューコ『オルケスタ・ティピカ・ピチューコ』|ORQUESTA TIPICA PICHUCO『ORQUESTA TIPICA PICHUCO』(IND-OTP001)_TTAR_
オルケスタ・ティピカ・ピチューコ『オルケスタ・ティピカ・ピチューコ』|ORQUESTA TIPICA PICHUCO『ORQUESTA TIPICA PICHUCO』(IND-OTP001)_TTAR_
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¥2,546
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◆録音年:2015年◆録音場所:アルゼンチン
◇曲目
1. LA RACHA
2. NOSTALGICO
3. BARRIO DE TANGO
4. NOCTURNA
5. PARA LUCIRSE
6. COMO SE PIANTA LA VIDA
7. A MIS VIEJOS
8. BANDOLA TRISTE
9. LA TRILLA
10. DESENCUENTRO
11. TEMA OTOÑAL
12. MAÑANITAS DE MONTMARTRE
Renato Venturini - BN
Bruno Ludueña - BN
Yuki Okumura - BN
Lucas Pantarotto - BN
Manuel Quiroga - Violín
Rodrigo Beraldi - Violín
Emanuel Teper - Violín
Alma Quiroga - Violín
Gustavo Marahona - Viola
Martín Baldi - Violoncello
Sebastián Noya - Contrabajo
Juan Manuel Santisteban - Piano
◇日本の奥村友紀が参加していることもあり、すでに本誌でもたびたび話題に出ているオルケスタ・ティピカ・ピチューコのデビュー作がついに登場。昨今黄金時代の再現をスタートとしてオリジナル作品へ展開していく若手楽団が多い中、一方でこのピチューコ、タントゥリ、ラ・ダリエンソなど再現に徹してミロンガで人気を得る楽団がいるのも面白い。文字通りのこのオルケスタはアニバル・トロイロの演奏を忠実に再現することを趣旨とした楽団で、ビオラ、チェロも加えた12人編成。今回のアルバムでは 5. をのぞき1960年代以降のレパートリー・編曲を選んでいる。アレンジそのものは耳慣れているはずなのだが、 1. 5. 11. あたりはやっぱり聞いててわくわくする。 7. ビクトル・ラバジェン、 8. ラウル・ガレーロ(亡くなる10ヵ月ほど前の録音)、 6. ククーサ・カスティージョなどのゲストも。なかなか再現度は高く、良好な録音で聞けるのは単純に嬉しい。(月刊ラティーナ 2017年4月号掲載 文:西村秀人)
◇「古典スタイルの古典タンゴ」はやっぱり初めてタンゴを聴くには取っつきにくいと個人的に思っているが、それを主に今20代の若手奏者たちが真正面から取り組むと、これほどまでフレッシュな響きになるのかと驚いてしまう。ピアソラの師匠に当たる稀代のバンドネオン奏者、アニバル・トロイロ楽団のレパートリーを忠実に再現した本作は古さを感じさせるどころか、まさにタンゴでしか味わうことのできないポジティブなエネルギーに満ちている。YouTubeで視聴可能なPVも必見だ。
(月刊ラティーナ 2017年11月号 ディエゴ・スキッシからタンゴに触れる聴き手のためのディスクセレクション 文:清川宏樹)
◇曲目
1. LA RACHA
2. NOSTALGICO
3. BARRIO DE TANGO
4. NOCTURNA
5. PARA LUCIRSE
6. COMO SE PIANTA LA VIDA
7. A MIS VIEJOS
8. BANDOLA TRISTE
9. LA TRILLA
10. DESENCUENTRO
11. TEMA OTOÑAL
12. MAÑANITAS DE MONTMARTRE
Renato Venturini - BN
Bruno Ludueña - BN
Yuki Okumura - BN
Lucas Pantarotto - BN
Manuel Quiroga - Violín
Rodrigo Beraldi - Violín
Emanuel Teper - Violín
Alma Quiroga - Violín
Gustavo Marahona - Viola
Martín Baldi - Violoncello
Sebastián Noya - Contrabajo
Juan Manuel Santisteban - Piano
◇日本の奥村友紀が参加していることもあり、すでに本誌でもたびたび話題に出ているオルケスタ・ティピカ・ピチューコのデビュー作がついに登場。昨今黄金時代の再現をスタートとしてオリジナル作品へ展開していく若手楽団が多い中、一方でこのピチューコ、タントゥリ、ラ・ダリエンソなど再現に徹してミロンガで人気を得る楽団がいるのも面白い。文字通りのこのオルケスタはアニバル・トロイロの演奏を忠実に再現することを趣旨とした楽団で、ビオラ、チェロも加えた12人編成。今回のアルバムでは 5. をのぞき1960年代以降のレパートリー・編曲を選んでいる。アレンジそのものは耳慣れているはずなのだが、 1. 5. 11. あたりはやっぱり聞いててわくわくする。 7. ビクトル・ラバジェン、 8. ラウル・ガレーロ(亡くなる10ヵ月ほど前の録音)、 6. ククーサ・カスティージョなどのゲストも。なかなか再現度は高く、良好な録音で聞けるのは単純に嬉しい。(月刊ラティーナ 2017年4月号掲載 文:西村秀人)
◇「古典スタイルの古典タンゴ」はやっぱり初めてタンゴを聴くには取っつきにくいと個人的に思っているが、それを主に今20代の若手奏者たちが真正面から取り組むと、これほどまでフレッシュな響きになるのかと驚いてしまう。ピアソラの師匠に当たる稀代のバンドネオン奏者、アニバル・トロイロ楽団のレパートリーを忠実に再現した本作は古さを感じさせるどころか、まさにタンゴでしか味わうことのできないポジティブなエネルギーに満ちている。YouTubeで視聴可能なPVも必見だ。
(月刊ラティーナ 2017年11月号 ディエゴ・スキッシからタンゴに触れる聴き手のためのディスクセレクション 文:清川宏樹)